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エコアライアンス株式会社(第8回受賞企業・団体)

受賞の観点

サービスプロセスの改善

特積業界初の「求貨求車」ネットワークと運行車両の空きスペースの「見える化」により物流の最適化へ

URL http://www.seino.co.jp/seino/ea/ 
業種 物流・運輸
所在地 岐阜県
事業概要 求貨求車システムの運営マネジメント
市場特性 マルチプレイヤー型
業態特性 コーディネート型
取引特性 BtoB型
環境特性 広域サービス型

提供サービス

ITを活用した「マッチングシステム」により、自由にスペース予約可能な業界内の「求貨求車」ネットワークを構築。さらに現場では運行車両のスペースを14分割する「ユニットボックス」の採用により空きスペースの「見える化」を実現し、業務効率化とコスト削減につなげている。

ハイ・サービスのポイント

同社の強みは、トラック輸送ネットワークの共同利用や運行拠点での共同運行管理など、業界各社の枠組みを超えたB to Bの新しいサービスを提供している点にある。それにより、特積み業界の中長期的な課題であった非効率な輸送システムの最適化実現が視野に入りつつあり、業界全体の効率化や構造改革につながっている。



  • 求貨求車システム自体は従来も存在していたが、自社のトラックの空きスペースが分かるだけで、他社トラックや当該区間を走る全会社での積載率や空きスペースは知るすべがなかった。同社が特徴的なのは、積載可能なスペース確認を複数の特積み事業者に対して行っていることである。

  • 「求車」のネットワーク化は業界初の試みであり、それによりアライアンス各社のトラックに、どれくらいの空きスペースがあるかが分かるようになった。

  • 実際にどの会社のトラックを使い、どの運輸会社に依頼するかについては、「オープン&ニュートラル」の考え方で行っている。これは当該路線で、一番安く、一番早く、一番質が高いであろう運輸会社を委託する側が自由に選定する仕組みである。当該地域に拠点の多い地元の運輸会社が選定されることも多いが、硬直化を避けることができている。

  • 荷物が少ない時は、トラックの空きスペースに他社の荷物を載せることによって業界全体での減便を進めることができる。

  • 荷物が増えた時は、無計画な増便を実施する代わりに、各社が自社便に載せきれなかった分を集めて運行するという対応が可能。景気後退期・回復期の両方で活用することができる。

  • 相互にトラックの空きスペースを利用する際に、実際どれくらい空いているかを「見える化」するために、「ユニットボックス」という定型サイズの丈夫なロールボックスを開発し、特許を取得した。

  • 「ユニットボックス」が特積みトラックに14個乗ることで、14分の1に分割したスペースを活用し、どの便にどれくらい空きスペースがあるかが明確に把握できる。

  • さらにインターネット上で各社が自由にスペース予約をできるシステムを開発した。これは求貨情報が各社に公開され、自由に予約ができるマッチングシステムである。これは新幹線の座席予約の仕組みを参考にしたもので、1車両に14席があると見立て、9席分の積載があるトラックの場合は、残り5席(ユニットボックス)分の空きがあると考え、1席ずつの販売を可能としたものである。

  • このような取り組みは、業界全体の費用構造改革であり、幹線共同運行という点で賛同を得ており、今後も参加社を受け入れる姿勢である。各社のトラックごとに積載率や空きスペースの状況が分かるようになり、運行車両スペースの「見える化」が進んだ。幹線網の共有により、1社にとって不得意な地域であっても、別の会社には得意な地域であることもあり、荷物を「託す」ことによってサービスの質も向上するなど、参加各社と荷主の双方にメリットが出ている。

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「セイノーホールディングス」HP
同社が開発した「ユニットボックス」
求貨求車による共同輸送のイメージ
求貨求車による共同輸送のイメージ