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事例紹介

2014年4月9日

認定NPO法人フローレンス ~子育てと仕事の両立が当たり前の日本社会を目指して~

社会的問題を事業によって解決するソーシャルベンチャーというスタイルで地域密着型の非施設型病児保育事業を全国で初めて事業化した「フローレンス」のハイ・サービスのポイントを紹介します。

そのほとんどが赤字経営である病児保育事業分野において、補助金に頼らずに運営ができて、地域の子育てベテランママや経験豊富な保育士が利用者の自宅で病児を預かるという「非施設型病児保育サービス」のビジネスモデルを構築し、提供していらっしゃいます。


病児保育事業 
 

★ハイ・サービス日本300選 第3回受賞★
受賞の観点:地域貢献
「子育てと仕事の両立を病児保育サービスで可能にする」
 
★ハイ・サービスのポイント★
【第3回受賞時のポイント】
●目的
こどもの熱や軽い病気の時に、安心して預けられる場所が圧倒的に少ないという「病児育児問題」を解決する。

●取り組みの指針
子育てと仕事、そして自己実現の全てに、だれもが挑戦できる、しなやかで躍動的な社会を実現する。

●取り組みの具体的対応
•地域の小児科医と提携することによって、医療的なバックアップ体制を整備。
•病児保育の「本当に困った時だけ使うもの」という点が保険に似ている点に注目し、利用者に掛け捨て式の会費を支払ってもらうことで、利用者が手軽な価格で利用でき、同時に毎月安定した収益が見込める料金システムを考案。
•サービスエリア拡張については、一定の数の「利用者希望メール」の集積によってその地区でのサービスを開始するという「ギャザリング方式」を採用。
•子育てと仕事が両立する環境こそが生産性を高める方法だという視点から、企業に雇用者の働き方を見直し、福利厚生でなく経営戦略として「ワーク・ライフバランス」に取り組んでいくための「ワーク・ライフ・バランス・コンサルティング事業」や、子育てと仕事が両立する社会を作っていこうという気運や世論を巻き起こすための「ソーシャル・プロモーション事業」を展開。
 
受賞の詳細はこちらをご覧ください。
【現在の取り組み -インタビューより-】
「訪問型病児保育サービス」は賞をいただいた2008年当時は江東区など23区内の一部のみの展開でしたが、その後も共働き家庭からの要望が多く、2009年には23区全域に提供エリアを拡大してきました。その後も三鷹市、調布市などの23区周辺地区をはじめ、千葉県、神奈川県、埼玉県の一部にも拡大し、現在3000世帯以上の子育て家庭を支えています。                                                           
また、経済的に厳しいひとり親家庭に寄付を原資に安価に病児保育を提供する取り組みをはじめ、看護師が同行することで障害や慢性疾患のある子どもを預かる「発達支援プラン」など、さまざまに事情を抱えた家庭を支えるため、活動を広げてきました。
2010年度からは待機児童問題の解決のため、空き家を活用した小規模な保育園「おうち保育園」事業を展開し、現在都内13か所で運営しています。
2011年の東日本大震災後には、福島の子どもたちのための室内公園「ふくしまインドアパーク」を展開し、少しでも現地の子育て家庭のサポートになれば活動を続けています。
 
 
【今後の取り組みの展望 -インタビューより-】
引き続き、「病児保育サービス」の提供エリアの拡大と、まだまだ解決に至っていない待機児童問題を解決のために「おうち保育園」を増やし、一人でも多くの親御さんの子育てと仕事の両立を支えていきます。また2014年度は新たな取り組みとして、日本初の、中度以上の障がいを持つ子どもを長時間預かる保育園を立ちあげる予定です。障がい児を育てる家庭の母親のフルタイム就業率がわずか5%といわれており、これまで障がい児の子育ては家族で抱え込まざるを得なかった社会問題の解決に挑戦していきます。


<おうち保育園の取り組み>