ベストプラクティス・事例

「ハイ・サービス日本300選」とは

「ハイ・サービス日本300選」は、イノベーションや生産性向上に役立つ先進的な取り組み(ベストプラクティス)を行っている企業・団体を表彰・公表することで企業・団体の一層の取り組みを喚起し、優良事例を広く普及・共有することで、サービス産業全体のイノベーションや生産性向上を促進することを目的としています。

●選定対象
主として中小サービス業から選ばれますが、大企業の場合はとりわけ先駆的で他の企業の模範となる取り組みを行っている企業が対象になります。
対象とする「サービス業」は広義のサービス業です。流通(卸小売)、物流、医療・保険、通信・放送、運輸、金融保険、対個人サービス(飲食店、旅館その他宿泊所等)、対事業所サービス(情報サービス、物品賃貸業等)などが含まれます。

●選定方法
おおむね4半期ごとに20~25社程度選定・公表し、3年間で300選を目標とします。関係機関などから広く推薦を受け、推薦のあった企業について、イノベーションや生産性向上に資する先進的な取り組みを行っている企業を「ハイ・サービス日本300選」選定委員会で選びます。

●選定に当たっての評価項目
(1)科学的・工学的アプローチ、(2)サービスプロセスの改善、(3)サービスの高付加価値化、(4)人材育成、(5)国際展開、(6)地域貢献

<評価項目の解説>

先進的な取組の観点 具体的な取組内容の例

科学的・工学的
アプローチ

これまで人により実施されていたサービスについて、技術を導入することでイノベーションにつなげているか(例:ロボットスーツの活用、サービス設計CAD)。 
● 人の行動を科学的・工学的に分析し、質の高いサービスの提供につなげているか。(例:消費者の視点分析) 
● 「経験と勘」に頼っていた従来のサービスを モデル化し、最適化しているか(例:エアライン  の搭乗時間の最適化)。 
● 市場化された技術や他分野では既に普及している技術を活用してサービス提供を行っているか(例:GPSを活用したタクシー乗務員の行動分析)。 
● その他、サービス分野において「科学的・工学的」な観点からアプローチを行い、生産性の向上につなげているか。等

サービスプロセス
の改善

● サービスの提供プロセスにおいて、IE(インダストリアル・エンジニアリング)手法、カンバン方式、ロボット、QCなど、効率化のための工夫を行っているか(例:作業動作の分析による作業動線の短縮・重複作業の削減)。 等

サービスの
高付加価値化

● 提供するサービスについて、お客様の満足度や品質の測定、ニーズの掘り起こしなどを行うことで、満足度の高いサービスの提供を行っているか。 
● ホームページなどを効果的に活用して、自社サービスの情報提供や積極的なコミュニケーションの実施など、ニーズに的確に対応した取組を行っているか。 
● お客様からの苦情・問い合わせに対して、専門窓口・担当者を設けるなど、積極的に対応しているか。 等

人材育成

● 採用・配置・育成・処遇に関して、従業員のモチベーションを向上させ、ひいてはお客様の満足度や生産性の向上につながるようなユニークな人事制度を構築しているか。 等

国際展開

● ユニークな強みを有し、積極的な国際展開を行っているか。 等

地域貢献

● 地域ニーズに対応するとともに、需要を喚起し、地域の活性化につながる取組を行っているか。 
● 地域ブランドの創出など、地域性を上手く活用した取組を行っているか。 等

 

●選定委員会
<委員長>
村上 輝康 (株)野村総合研究所シニア・フェロー
<委員>
伊藤 元重 東京大学大学院経済学研究科教授
河野 栄子 DIC(株)社外取締役
小林 英俊 (財)日本交通公社常務理事
野原佐和子 (株)イプシ・マーケティング研究所代表取締役社長
橋本 和仁 東京大学大学院工学系研究科教授
藤川 佳則 一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授
藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク副代表

 ●ロゴマーク
ハイ・サービス日本300選のロゴマークが決定しました。
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