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リーダーの声

2019年6月4日

三菱地所株式会社 街ブランド推進部長 後藤 泰隆 氏

日本サービス大賞フォーラム in 仙台 第2回受賞組織報告会 より


第2回日本サービス大賞 内閣総理大臣賞 受賞

街のブランド化に向けた丸の内再構築の地域協働型プロデュース

 

「公民連携を進め、
ディベロッパーの枠を超えて街づくりをリード

三菱地所株式会社 街ブランド推進部長 後藤 泰隆 氏

 

 丸の内の街づくりの歴史は、1890年に明治政府から土地の払い下げを受けたことから始まる。明治の近代化に伴い、赤レンガのオフィス群を開発し「一丁倫敦(ロンドン)」と言われる街並みを形成させた。その後、1923年に竣工した旧丸ビルを皮切りに米国風の大規模ビルを建設し、その街並みは一丁紐育(ニューヨーク)と呼ばれた。これが第1次開発で、1960年代からわが国の高度成長に伴い、オフィス不足が顕著になったため、丸の内もそれに応えるべくオフィス機能を高めた再開発に取り組んだのが第2次開発。

 これに続き、第3次開発として手掛けたのが、今回の受賞に結びついた「丸の内再構築」である。従来のディベロッパーの枠を超えて、ハード・ソフト両面から街づくりに取り組み、それまでのオフィス特化型の街を、多様な交流を生む、次代の国際的ビジネスセンターへ変化させていった。

 丸の内エリアのビジネスセンターとしての価値を捉え直し、『世界で最もインタラクションが活発な街』をコンセプトに、従来のディベロッパーの枠を超え、公的空間も含めた街全体の変革をトータルプロデュースしたサービスが評価された。特に、エリア内の約7割を占める他の地権者との協議体制、地権者と千代田区・東京都・JR東日本との公民連携体制を構築していることや、ハードとソフトの両面から街づくりを進め、土日も賑わう丸の内エリアを実現していること、日本を代表するビジネスセンターとして、グローバル都市・東京の国際競争力を向上させた点などを評価いただいた。

 今なお、エリアの開発は続いている。街づくりの深まりと拡がりをさらに追求していきたい。

 

 

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※数字や名称・肩書などは2019年2月講演当時のものです。