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株式会社 小布施堂/文化事業部(第7回受賞企業・団体)

受賞の観点

サービスの高付加価値化

伝統技術を生かした製品展開で地域文化を継承し、付加価値の高いサービス提供を実現

URL http://www.obusedo.com/ 
業種 卸売・小売
所在地 長野県小布施町
事業概要 和菓子製造・販売、文化事業、酒造・販売
市場特性 ニッチスペシャリスト型
業態特性 ハイバリュー型
取引特性 BtoC型
環境特性 広域サービス型

提供サービス

葛飾北斎の晩年の地として知られる長野県小布施町。その町の広報大使のような役割を果たすセーラ・マリ・カミングス女史が指揮をとり、付加価値の高い商品開発などを行っている。中でも2001年8月から月1回、各界の識者、著名人を招いての文化フォーラム「小布施ッション」の開催は、情報発信の「場」の提供による地域ブランドの高付加価値化という見地からも全国的に評判となっている。

ハイ・サービスのポイント

(株)小布施堂・(株)文化事業部・(株)桝一市村酒造場の取締役であり、代々続く小布施の有力商家の跡継ぎであった市村氏の持つ、「小布施の町と一蓮托生」という感覚に、外部から加わったセーラ女史の「小布施の伝統文化を守りたい」という行動力が加わり、自社グループの企業努力(CSR)を町全体の活性化に転換する「両輪」が揃った。結果として、小布施の地域文化をベースとした付加価値の高いサービスの展開を可能としたことが強み。



  • 1755年創業の(株)桝一市村酒造場は地域の酒造連合の中の1社として特殊製品を担当・生産していたが、生産性や物流の効率化のために設備の整った酒造以外の廃業か、自社単体での酒造および販売かの二者択一を迫られていた。時同じくして、日本文化への憧憬から同じグループ会社である(株)小布施堂に入社してきたセーラ・マリ・カミングス女史の「地域の伝統技術・文化を絶やしたくない」という強い想いと呼応、その結果、永らく絶えていた木桶による醸造を復活させることができ、「木桶仕込み」という商品の希少性と、ITを活用した利益率の高い直販体制で会社の建て直しが成功。これが地域文化を生かしたCSR展開への弾みともなっていった。

  • 江戸時代から千曲川水運の交易の町として栄えた歴史から、同グループでは小布施町が持つ外部の文化を受け入れる体質を踏まえ、「情報発信」ではなく「情報発生」の「場」を提供することが自社グループのCSRであると捉え、2001年から「小布施ッション」というフォーラムを開催し「場」の提供を開始した。

  • 「小布施ッション」のテーマ設定や講師選択はセーラ女史に一任されており、女史の経営者や実務家的ではない感性による選択が功を奏し、たびたび定員オーバーで申し込みを断るほどの盛況となった。結果としてフォーラム及び「小布施ッション」開催自体が小布施町を全国にアピールすることとなり、地域文化や伝統を生かした付加価値の高い製品やサービスの提供が可能となった。

  • CSRという側面での開催で収益事業と捉えていないため、個別で見れば赤字となっている。しかし参加者側の負担、高額ではない講師料、自社グループ各社からの持ち出し金発生を総称して「三方損」と呼んでおり、異文化交流の「場」の確保こそ意味があると考えて継続開催している。

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「小布施ッション」HP
(株)桝一市村酒造場
「小布施ッション」開催風景
「(株)桝一市村酒造場」HP
「(株)小布施堂」HP